体験は宝物。幸せなこと、楽しいこと、悲しいこと、苦しいこと、全部必要なことでした 2-3(絵本 de 手相 心理カウンセラー國本ひろみさん)
体験は宝物。幸せなこと、楽しいこと、悲しいこと、苦しいこと、全部必要なことでした
【ワークライフスタイル・インタビュー 2-3】
■ 話し手:絵本de手相心理カウンセラー 國本ひろみさん
---- 聞き手: 前田めぐる
こうしてお話を聞いていると、「こうべママ」というサークルのお仲間もずっと心の支えになってきたのではありませんか?
■國本:もちろんです。仕事とは別に、ほっとできるところというか。
「フリー」ってたった一人で動くようなイメージがありますが、実はたくさんの横のつながりをもつ居場所を、あっちこっちに持っています。
そんな働き方が、とても楽しいです。
--- フェイスブックなどで拝見しても、ほんとに楽しそうに見えますもん。
だから、独学であっても、それ以外のスキルを得意な人から学び、そこで出会った方々とまたお友達が増えてきたのですね?
■國本: はい。
趣味起業の基本は(社)全日本趣味起業協会の戸田充広さんから、ブログのつくり方書き方は、「パワーブロガー養成講座」の田渕隆茂さんから学びました。
カウンセリングの師は何人もいますが、その中でも川相ルミさんから学んだUMIカウンセリングは手相と相性がとてもよいです。
自分であーだこーだと迷うより、その道のプロにお金を払って学ぶ方が早いです。
--- ひろみさんのスピード感はそういうところですよねえ。
だから、ご長男のお話をうかがった時も、そこから抜けられないという感じがなく、「この人は大丈夫な気がする」って思いました。発想が軽やかで自由ですもんね。きっと、こっちだ、あっちだって木の枝を伸ばしながら、自分でつくってきた自分の幹がしっかりある方なんだろうって思います。
■國本:ありがとうございます。しかし、母としては、全然しゃべらない子どもに「さびしい、つらい」ってずっと思っていました。そこはちっとも軽やかにはなれず。
あの、大きな震災のなか生き延びて、「亡くなった方の分まで、この子をしっかり育てよう」と気合が入り過ぎたんですね。
結果的に、不登校から引きこもりになり、そのうち、どうにも動けなくなり……
それがね、実はいま、主人の実家で一人暮らしをしているんです。
--- へえ、すごい!
■去年の秋、田舎の義母が長期入院の際、その留守宅のお仏壇のお世話をするために、ちょっと2週間・・・の予定が年を越し、早や半年!
どうやら、田舎が気に入ったようで、なんと最近バイトも始めたんですよ。
あらためて今思えば、楽しくお芝居していたのも、幸せな結婚も出産も、悲しい震災の経験も、苦悩に満ちた子育ても、全部繋がっていて、全部今の私に必要なことでした。
--- 体験は宝物ですね。
■國本:本当にそうです。彼は、私にとても大きな学びを与えてくれました。感謝しかないです。
子どもを育てていると思ったら、実は私の方が育てられていたのですね。
ボランティア活動にしても、こちらから提供する何倍ものギフトを頂いていました。
今後はどうやってお返ししていこうか、私にしかできないことを最大限に生かして、この人生をフルに楽しもうと思っています。
--- すごい!ひろみさんのメルマガの最後にいつも「手相は未来図!明日の私は今日より素晴らしい!」って書かれているでしょう。それを本当に地で行っておられます。今日はどうもありがとうございました。
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